画用紙は「画」のための用紙と名付けられています。画(かく/え)とは言うものの、「絵」「書」や「描」だけに留まらないことが出来るのは皆さんお気づきですね。
「○○用紙」を子どもたちにはどのようなアイデアを発想し、考えて使ってくれるのでしょうか。思いきって、こどもたちに委ねてみました。
ワークショップ
画用紙と子ども
画用紙は何をするもの?子どもたちにきいてみよう!
コンセプト
ワークショップの流れ
ワークショップのポイント
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柔軟な考え方へ導くステップ
「絵を描こう!と思ったら、残念・・・ 鉛筆もペンもないんだ・・・」 「まずはみんなで色々ためしてみる?」 「くしゃくしゃ」「びりびり」「紙吹雪〜」…。
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枠をつくらずに、とにかく体で感じる
「そのかわりに、ここには2000枚のがようしが!」
ひとり100枚の画用紙を使って、大人が「あっ!」と驚く使い方をみんなで考えちゃおう! -
作品にタイトルをつけて展覧会
今日1日の経験がひとつの作品として「○○用紙」と名づけられました。形にして鑑賞する。さらに人に見てもらうことで、アイデアが共有されます。大人が発想できない自由な発想の「○○用紙」が実現しました。
画用紙の使い方
- 丸める、やぶく、ちぎる、折る、撒く、飛ばす、吹く、揉むなど
- 名札、キャプションに
- 展示する
使用画材
- 20人分
- 画用紙:並口×A3、100枚 (体験用、自由に使用)
- 画用紙:厚口×A4、20枚 カードサイズ20枚 (展覧会キャプション、タイトル用)
- 画用紙:特厚×A4、100枚 (体験用、自由に使用)
- 他道具:とくになし
まとめ・やってみた感想
「○○用紙」をこどもたちに自由に、先入観なく発想してもらうための工夫をして「体感」してもらいました。
そのかいもあり、最後には驚きの「○○用紙」が子どもたちから発想されてビックリ! はじめは「画用紙」と見ていたものが、ワークショップを体験したことで、終わりには全く違うものにも捉えられるようになっていました。
子どもにも、真っ白な画用紙にも、可能性が秘められています。
タイトル | 第2回「がようしラボ」ワークショップ 「画用紙じゃない!?」 |
日時 | 2016年5月7日(土)13:00 – 15:00 |
場所 | 立川市子ども未来センター 地下1階 ギャラリー 東京都立川市錦町3丁目2番26号 |
人数 | 20名(小学生以上または、小学生未満は保護者同伴) |
先生 | 山内 佑輔 |
ファシリテーター | 横須賀ヨシユキ |
授業コーディネーター | 萩原修、吉川友紀子 |